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緩やかに変化するディメンション(SCD)は、現行データと履歴データの両方を一定期間にわたってデータ・ウェアハウスで保存および管理するディメンションです。データ・ウェアハウスでは、一般に認知されている3種類のSCDタイプがあります。
適切なライセンスでOWBを使用すると、3種類のSCDタイプすべてを定義、配布およびロードできます。穏やかに変化するディメンションは、リレーショナル実装を使用するディメンションに対してのみ作成できます。
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注意: タイプ1に追加ライセンスは不要です。ただし、タイプ2とタイプ3のSCDにはWarehouse BuilderのEnterprise ETLオプションが必要です。 |
表: 緩やかに変化するディメンションのタイプに、SCDの3つのタイプを示します。
緩やかに変化するディメンションのタイプ
| タイプ | 用途 | 説明 | 履歴データの保持 |
|---|---|---|---|
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タイプ1 |
上書き |
単一バージョンのディメンション・レコードのみが存在します。変更時に、レコードは上書きされ、履歴データは保存されません。 |
いいえ |
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タイプ2 |
新バージョンのディメンション・レコードの作成 |
同じディメンション・レコードの複数のバージョンが存在し、変更時に新バージョンが作成されても、旧バージョンは保持されます。 |
はい |
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タイプ3 |
現行値フィールドの作成 |
単一バージョンのディメンション・レコードが存在します。このレコードには、選択した属性について元の値と現行値が保存されます。 |
はい |
タイプ2またはタイプ3のSCDを作成するには、通常のディメンション属性に加え、次のロールを実行する追加属性が必要です。
トリガー属性: これらは履歴値を格納する必要がある属性です。たとえば、PRODUCTSディメンションでは、Productレベルの属性PACKAGE_TYPEをトリガー属性にできます。これは、この属性の値を変更するときに、古い値を保存する必要があることを意味します。
有効日: この属性には、レコードの有効期間の開始日を格納します。
有効期限: この属性には、レコードの有効期間の終了日を格納します。
属性は前述のいずれか1つの役割のみを担当できます。たとえば、1つの属性が通常の属性と有効日属性の両方にはなりません。ウィザードを使用してタイプ2またはタイプ3のSCDを作成する場合は、必要な追加属性が作成されます。