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ディメンション・ロールとはディメンションの別名です。データ・ウェアハウスでは、キューブが同じディメンションを複数回参照する場合、参照する都度そのディメンションを格納する必要はありません。同じディメンションに対する複数回の参照は混乱の原因となります。そこで、ディメンションを参照するたびに別名を作成することで、結合を瞬時に理解できるようになります。このような場合は、同じディメンションがキューブ内の異なるディメンション・ロールを実行します。
たとえば、売上レコードには次の3つの時間値があります。
受注記帳時間
受注出荷時間
受注履行時間
3つの時間ディメンションを作成し、それらのディメンションにデータを移入するかわりに、ディメンション・ロールを使用できます。1つの時間ディメンションのモデルを作成し、そのディメンションに3つのロール(受注記帳時間、受注出荷時間、受注履行時間)を作成します。売上キューブでは、受注時間、出荷時間および受注履行時間のディメンションを参照できます。
ディメンションがデータベースに格納される場合は、1つのディメンションのみが作成され、各ディメンション・ロールがこのディメンションを参照します。一方、ディメンションがOLAPカタログに格納される場合は、各ディメンション・ロールに対して1つのディメンションが作成されます。したがって、時間ディメンションに3つのロールがある場合、OLAPカタログには3つのディメンションが作成されます。ただし、3つのディメンションはすべて同一の基礎となる表にマッピングされます。これは、OLAPカタログがディメンション・ロールをサポートしていないための対策です。
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注意: ディメンション・ロールは、リレーショナル実装を持つディメンションに対してのみ作成できます。 |