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スナップショットとメタデータ・ローダーの使用について

スナップショットとメタデータ・ローダーには重複する機能があるため、どちらを使用すればよいか判断しにくい場合があります。通常、スナップショットは、設計の進化のための変更を追跡する開発チームのニーズに対応します。メタデータ・ローダーは、リポジトリのバックアップ、リストア、移行などの、より一般的な管理タスクに役立ちます。

スナップショットとメタデータ・ローダーについて理解する上で重要な鍵となるのは、これらが処理するオブジェクトの範囲が異なるという点です。スナップショットは、ユーザーがプロジェクト・ナビゲータで作成する設計オブジェクトの処理のみに制限されています。一方、メタデータ・ローダーは、すべての設計オブジェクトやロケーションおよびセキュリティに関する情報を含むリポジトリ内のすべてのデータを処理します。

2つのツール間の重要な違いのリストは、表: スナップショットとメタデータ・ローダーの比較を参照してください。

スナップショットとメタデータ・ローダーの比較

機能 スナップショット メタデータ・ローダー

スコープ

プロジェクト・ナビゲータ内のオブジェクトに関連するメタデータのみを取得します。マッピング、プロセス・フローおよび他の設計オブジェクトのメタデータを取得します。ロケーション、セキュリティおよびユーザー定義オブジェクトに関する情報は取得しません。

すべての設計オブジェクトやロケーション、セキュリティおよびユーザー定義オブジェクトに関する情報を含む、リポジトリに関連するすべてのデータを取得します。

出力

オブジェクトのリストア元となる完全なスナップショットを作成できます。または、必要な領域が小さいシグネチャ・スナップショットを作成して、オブジェクトをリストアせずに変更を追跡することもできます。どちらのタイプのスナップショットもOracleデータベースに格納されます。

メタデータ・ローダーは、エクスポート時に拡張子.mdlを持つZIPファイルを作成します。この出力を使用して、リポジトリをリストアすることや、別のOracleデータベースに新規リポジトリを移入することが可能です。

バージョン・コントロール・ツールとの統合

出力をファイルとして保存してから、このファイルをバージョン・コントロール・ツールにエクスポートします。

MDLファイルをバージョン・コントロール・ツールにエクスポートできます。GUIを使用する場合、最初にMDLファイルを抽出してから、オブジェクトをバージョン・コントロール・システムに配置します。OMB Plusスクリプト言語を使用する場合、「メタデータ・ローダー・コントロール・ファイルについて」に示すように、ZIPFILEFORMAT=Nに設定します。

互換性

スナップショットには、Warehouse Builderの各リリース間の互換性がありません。

MDLファイルには、Warehouse Builderの新規リリースとの上位互換性があります。前のリリースからMDLファイルをインポートすると、メタデータは新規リリースに自動的にアップグレードされます。

オブジェクトのロック


メタデータ・ローダーでは、インポートを行うために、すべてのプライマリ・オブジェクトをロックする必要があります。必要なロックをかけられない場合、インポートは失敗し、変更はロールバックされます。

比較

スナップショットを比較するには、コマンドをユーザー・インタフェースで起動します。

MDLファイルを比較するには、サード・パーティの差分ツールを使用します。