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ディメンション・オブジェクトのROLAP実装

ROLAP実装では、リレーショナル実装と同様に、ディメンション・オブジェクトとそのデータが、リレーショナル形式でデータベースに格納されます。また、ROLAP実装のタイプによって、CWM2メタデータがOLAPカタログまたはOLAPキューブのマテリアライズド・ビューに作成されます。

ディメンション・オブジェクトのROLAP実装は次のように分類できます。

ROLAP実装

ディメンション・オブジェクトとそのデータはリレーショナル形式でデータベースに格納され、ディメンション・オブジェクトのCWM2メタデータはOLAPカタログに格納されます。これにより、Discoverer(for OLAP)からディメンション・オブジェクトの問合せを行うことが可能になります。

MVのあるROLAP実装

ディメンション・オブジェクトとそのデータはリレーショナル形式でデータベースに格納されます。さらに、キューブ構成のマテリアライズド・ビューがアナリティック・ワークスペース内に作成されます。


注意:

Oracle Warehouse Builder 11gリリース2(11.2)の場合、MVのあるROLAP実装ではスター・スキーマの表のみがサポートされます。

OLAPカタログについて

OLAPカタログは、OracleデータベースのOLAPオプション用に提供されているメタデータ・リポジトリです。このメタデータは、リレーショナル表に格納されるデータを記述します。

Warehouse Builderを使用してディメンション・オブジェクトを配布するときは、ディメンション・オブジェクト・メタデータをOLAPカタログに格納するかどうかを指定できます。

OLAPメタデータは、アクティブ・カタログ・ビュー(名前がALL_CWM2_AWで始まるビュー)と呼ばれる一連のビューを介して動的に提示されます。

Oracle Database 10gでは、OLAPカタログのメタデータはOLAPツールおよびリレーショナル・スター・スキーマやスノーフレーク・スキーマに格納されたデータにアクセスするアプリケーションで使用されます。Discovererなどの外部アプリケーションではリレーショナル・データおよび多次元データに問合せを行うためにOLAPカタログが使用されます。アプリケーションでは、データがリレーショナル表にあるのかアナリティック・ワークスペースにあるのかは重要ではなく、またデータにアクセスするメカニズムも重要ではありません。

OLAPカタログは、格納されているメタデータを使用して、リレーショナル表またはビューに格納されているデータにアクセスします。OLAPカタログによって、論理多次元オブジェクトが定義され、それらが物理データ・ソースにマッピングされます。論理オブジェクトはディメンションおよびキューブです。物理データ・ソースは、リレーショナル表またはビューの列です。