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スナップショットを使用して、メタデータのバックアップとリストア、メタデータ変更履歴の保守、メタデータのバージョン比較を行うことができます。
スナップショットには、選択したオブジェクトとそのオブジェクトの特定の時点における関係についてのメタデータ情報がすべて取り込まれます。ワークスペース内では、オブジェクトは現行の定義を1つしか持つことができませんが、様々な時点のオブジェクトの状態を表すスナップショットは複数持つことができます。次のタイプのスナップショットがサポートされています。
完全スナップショットは、バックアップおよびリストア機能を提供します。
シグネチャ・スナップショットは、比較用の履歴レコードを提供します。
独立したディスク・ファイルとして格納されるメタデータ・ローダー・エクスポートとは異なり、スナップショットはOracleデータベースに格納されます。ただし、スナップショットをディスク・ファイルにエクスポートすることは可能です。
スナップショットは、ウェアハウス・マネージャと設計者の両方に役立ちます。マネージャは完全スナップショットを使用して、ウェアハウスの配布や過去の時点へのリストアなど、大規模なアクションを実行できます。設計者は、開発中の特定のコンポーネントの完全スナップショットを作成できます。これにより、必要に応じてコンポーネントを前の状態にリストアできます。また、シグネチャ・スナップショットを使用して特定のコンポーネントの変更内容を追跡することも可能です。
スナップショットをMDLメタデータ・インポートや影響分析のような他の機能と併用すると、メタデータの管理が容易になります。たとえば、スナップショットを使用して、MDLメタデータ・インポートが現行のメタデータ・ワークスペースに及ぼす影響を判断できます。比較から得た知識に基づき、関連メタデータ・オブジェクトの定義を上書きしないように下位の詳細レベルでメタデータをインポートできます。
スナップショットは、ごみ箱のサポートにも使用されます。これにより、削除したメタデータ・オブジェクトのリストアに必要な情報が提供されます。
この項では、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用したメタデータ変更管理機能について説明します。スクリプトによるスナップショットの作成と管理の詳細は、Oracle Warehouse Builder APIおよびスクリプト・リファレンスを参照してください。