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抽出プロセスの設計では問題が発生することがあります。ソース・システムが複雑で文書化が不完全な場合、抽出するデータの決定は困難です。また、通常ソース・システムは変更できず、そのパフォーマンスまたは可用性を調整することもできません。
メタデータはデータ・ソースまたはターゲット内の所定のオブジェクトの内容を示すデータです。たとえば、表のメタデータは各列の列名とデータ型を示します。
ソース・メタデータをOWBにインポートする前に、メタデータが定義されているモジュールを最初に作成します。作成するモジュールのタイプは、メタデータのインポート元のソースによって異なります。たとえば、メタデータ定義をOracleデータベースからインポートするには、Oracleモジュールを作成します。メタデータ定義をフラット・ファイルからインポートするには、フラット・ファイル・モジュールを作成します。
OWBには、プロジェクトで操作されるソースまたはターゲット・オブジェクトのメタデータが必要です。OWBに必要な最も基本的なメタデータは、次のいくつかの方法で作成または導出できます。
OWBでは、既存のメタデータをほとんどのデータベース・ソースまたはターゲットから直接抽出できます。たとえば、OWBはOracleデータベースに接続すると、表、ビュー、順序、ディメンション、キューブ、データ型、PL/SQLパッケージなど、必要なすべてのメタデータを抽出するためにデータベース・ディクショナリに問い合せます。
まだ存在しないデータ・オブジェクトを設計する場合、そのオブジェクトを示すメタデータが設計プロセスで作成されます。
一部のメインフレーム・ソースから抽出されたデータファイルの場合、OWBでは、データファイルの構造を示すCOBOLコピーブック・ファイルを解釈し、それに基づいてそのソース・メタデータを作成できます。
OWBアプリケーション・アダプタまたはアプリケーション・コネクタによって、ERPおよびCRMアプリケーション・ソースに関する追加のメタデータが提供されます。
メタデータは他のツールからインポートできます。Oracle Designerの場合、メタデータをデザイナ・リポジトリから直接インポートできます。その他のツールでは、そのツールがMeta Integration Model Bridge(MIMB)をサポートしている場合、メタデータからメタデータをインポートし、メタデータを同期化して使用できます。このブリッジにより、様々なツールで使用される固有のメタデータ形式が、Object Management Group(OMG)によって定義されたCommon Warehouse Metamodel(CWM)形式に変換されます。また、このブリッジを使用して、CA Erwin Data ModelerまたはSybase PowerDesignerなどの標準に準拠したデータ・モデリングを使用するソースからもメタデータをインポートできます。
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関連項目: MIMBに関する情報は、http://www.metaintegration.net/Products/MIMB/SupportedTools.htmlを参照してください |
この基本的なソースおよびターゲット・メタデータ以外に、ETLマッピング、データ・ルールなどを設計すると、データ・ソースおよびターゲット間の依存性に関する追加のメタデータがOWBプロジェクトに作成されます。OWBのメタデータ管理とレポート機能、データ系統および影響分析では、ソースとターゲットについてOWBプロジェクト内に構築されたメタデータ、およびこれらの間でデータを移動する変換に依存し、これを活用します。