Oracle Database QoS管理メトリックは、システムのパフォーマンス・クラスのボトルネックを体系的に特定するために必要な情報を提供します。特定のパフォーマンス・クラスでは、ボトルネックは、各作業リクエストで最大の待機時間合計を発生させるリソースとなります。
Oracle Database QoS管理で特定のパフォーマンス・クラスのパフォーマンスを改善する際、そのパフォーマンス・クラスのボトルネック・リソース(CPU時間など)をさらに追加しようとするか、ボトルネック・リソースをパフォーマンス・クラスの作業リクエストでさらに早く使用できるようにしようとします。これにより、このリソースは他のパフォーマンス・クラスでさらに使用できなくなります。パフォーマンス・クラスのリソースが取られてしまうことは、サービス・パフォーマンス・クラスのアクセスが改善することに比べれば小さい影響であり、システム全体の結果とすれば成功したといえます。不利益をこうむるパフォーマンス・クラスは、有利なパフォーマンス・クラスより重要度が低いことになります。
Oracle Database QoS管理メトリックを使用して、次のようにサービス・パフォーマンス・クラスのボトルネックを検出します。
Oracle Database QoS管理は、各レイヤーのエッジ作業リクエストごとに、レイヤーの平均訪問数を計算します。各レイヤーのサービス・パフォーマンス・クラスのリクエスト数から計算できる、エッジ作業リクエストごとのレイヤー平均訪問数により、各レイヤーの待機時間の相対重要度がわかります。データベース・サービスが受け取る各作業リクエストで5回のデータベース・コールが発生する場合、データベースの待機時間は、データベース・サービスの待機時間の5倍重要ということになります。
Oracle Database QoS管理は、各サーバーのリソースごとに1コール当たりの平均待機時間を計算します。
1コール当たりの平均待機時間、およびパフォーマンス・クラスごとの合計コール数を分析することで、各PCのレスポンス時間におけるリソース待機時間の割合がわかります。このような割合で最大のものは、サービス・パフォーマンス・クラスの現在のボトルネックです。
Oracle Real Application Clustersの管理の詳細は、Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイ・ガイドを参照してください。
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