Webアプリケーションの可用性の重要性についてはすでに理解されているとおりですが、可用性を構成するルールはアプリケーションごとに大きく異なります。
たとえば、カスタマ・リレーションシップ・マネジメント(CRM)アプリケーションの場合、可用性は、ユーザーがサイトに正常にログインし、セールス・レポートにアクセスできることを意味します。E-Commerceアプリケーションの場合は、エンドユーザーがホームページにアクセスして商品を検索し、オンラインでの購入を完了することが可用性になります。電子メール・アプリケーションの場合は、ユーザーがアプリケーションにアクセスして電子メールを送受信できることが可用性です。
Enterprise Managerでは、Webアプリケーションの可用性を次のいずれかの方法で定義することができます。
サービス・テスト(Webトランザクション): Webアプリケーションの可用性は、監視対象のWebトランザクションの可用性に基づいて定義することができます。Webアプリケーションの場合、Webトランザクションはサービス・テストを表します。セールス・レポートの生成やオンライン購入などクリティカルな機能が実行できるかぎり、Webアプリケーションは使用可能とみなされます。ビーコンは、様々な地域でのWebトランザクションを監視するために使用されます。1つ以上のビーコンをキー・ビーコンに指定し、Webトランザクションの実行に使用することができます。Webトランザクションが使用可能とみなされるのは、キー・ビーコンによって正常に実行された場合です。1つのWebアプリケーションには、複数のキーWebトランザクションを定義することができます。1つ以上のキーWebトランザクションを使用して、Webアプリケーションの可用性を監視することができます。
システム・コンポーネント: Webアプリケーションの可用性は、アプリケーションをサポートする、基礎となるシステムに基づいて定義することもできます。システムは、ホスト、データベース、その他のターゲットなどで構成されます。1つ以上のコンポーネントをキー・コンポーネントとして指定できます。キー・コンポーネントが起動されて実行している場合は、サービスが使用可能とみなされます。
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