異機種システムのサイズおよび複雑度が増し、これらのシステムで実行する分散アプリケーションの数が増えると、これらのリソースの管理タスクは、ただちにシステム管理チームにとっての大きな負担となります。システムの問題を検出し、これらを解決するために必要な処理を実行するためには、自動化されたアプローチが必要です。
ポリシーは、システムの望ましい動作または性質を定義します。事前に構成またはカスタマイズされたポリシーを使用して、不適切な設定やシステム構成などの偏差を通知するシステムおよびアプリケーションの自動評価が実行されます。評価を自動化することで、生産性が著しく向上し、コンプライアンスしていないシステムをより早く識別できます。
ポリシーのコンプライアンス
管理ターゲットが希望の状態に見合い、ポリシー・テストで違反が検出されない場合、ポリシーにコンプライアンスしているとみなされます。1つ以上のポリシー違反がある場合は、ポリシーにコンプライアンスしていないとみなされます。
ポリシー違反の検出により、システムがコンプライアンスされるように自動的に対処できます。修正処理とは、ポリシー違反に対応して自動的に実行される特別なジョブです。
Oracleはデフォルトのポリシー・ルールを提供します。たとえば、次のようなポリシーがあります。
使用しないポートがオープン状態のままにならないよう設定する、(ホスト・ターゲットの)オープンポートのセキュリティ・ポリシー
Weblogicサーバーが本番モードで稼働していることを確認する、(BEA WebLogicが管理するサーバー・ターゲットの)Weblogic本番モードの有効化の構成ポリシー
1MB未満のログ・ファイルがないかどうかチェックする、(データベース・インスタンス・ターゲットおよびクラスタ・データベース・ターゲットの)REDOログ・サイズの不足の記憶域ポリシー
ターゲットのOracle Management Agentは、定期的にターゲットの構成情報を収集し、HTTPSを通じてOracle Management Serviceにこの情報を送信します。送信された情報は、Oracle管理リポジトリに格納されます。Oracle Management Serviceはポリシーに対して収集されたデータをテストします。
Enterprise Managerを使用して、エンタープライズ内のターゲット(ホスト、データベースおよびリスナーなど)が、これらのターゲット・タイプのポリシーにコンプライアンスしているかどうか確認できます。ポリシーには、構成、セキュリティおよび格納ルールなど、異なるカテゴリのポリシー・ルールが含まれます。ポリシー・ルールには、「クリティカル」、「警告」および「情報」など、異なる重大度レベルが指定されます。
1つ以上のターゲットのポリシー違反を調査し、各違反を修正するか抑止するか、いずれかを選択します。違反の管理の詳細は、「ポリシー違反の管理および表示」を参照してください。
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