「ジョブ・アクティビティ」ページを使用して、現在実行中および終了済のすべてのスケジュール済ジョブの情報を表示します。
をクリックすると、通常ジョブの使用に関するデモが表示されます。
「ジョブ・アクティビティ・ページでは、次の作業を実行できます。
以降の項ではこれらの作業の詳細を説明します。このページでは「ジョブを操作するアクセス権」についても説明します。
デフォルトでは、ジョブ名およびステータスで検索できます。特定のジョブ基準でジョブを検索する場合は「拡張検索」をクリックします。
「拡張検索」を使用すると、適切な検索フィルタを設定してジョブを検索できます。検索に使用する検索オプションを選択して「実行」をクリックします。検索オプションの指定時には、ジョブを作成したEnterprise Manager管理者のみが「所有者」リストに表示されることに注意してください。「ジョブ・タイプ」リストには、「結果」表に表示可能なジョブのジョブ・タイプのみが表示されます。
表示するジョブをフィルタ処理した後、ジョブの実行ごと、またはジョブの実行処理ごとに「結果」表にジョブ情報を表示できます。ジョブの実行処理は特定のターゲットに対して行われます。OSコマンド・ジョブまたはSQLスクリプト・ジョブを複数のターゲットに対して発行すると、複数のジョブ実行処理(ターゲットごとに1つの実行処理)が実行されます。そのジョブに対する任意の時間のジョブ実行処理の組合せによって、ジョブ実行が構成されます。ジョブ・アクティビティは、個々のジョブ実行処理ごとに、またはジョブ実行ごとに全体を表示できます。
ジョブを複数のターゲットに対して発行する際、ジョブ実行ごとの表示を選択すると、そのジョブ実行に対するすべての実行処理のステータス全体をすばやく判断することができます。「結果」表の「ステータス」列にはジョブ実行の実行処理ステータスが、「4 問題、3 成功、5 失敗」のようにまとめられます。
注意: ほとんどの検索において、管理者が表示するのは次のジョブのみです。
自身で作成したジョブ
「表示」または「完全」アクセスを付与されているジョブ
ページに表示される検索フィルタを使用して、ジョブを表示できます。指定した検索基準はすべて、論理AND演算子で結合されます。
名前とターゲット名: 検索実行時に「名前」および「ターゲット名」検索フィールドでワイルドカード文字(%)を指定できます。たとえば「名前」フィールドで%DB%と指定すると、名前の中にDB(またはDb、db、dB)のような文字列があるジョブの検索が大/小文字を区別せずに実行されます。「名前」フィールドで%DBと指定しても同じ検索を実行できます。これは、指定した検索文字列の後ろにワイルドカード文字が暗黙的に追加されるためです。完全一致検索を実行するには、検索文字列を二重引用符で囲んで指定します。たとえば、「名前」フィールドでMY JOBと指定すると、MY JOBという名前のジョブのみが結果として返されます。
検索で大/小文字が区別されること以外は、同様のセマンティクスが「ターゲット名」フィールドにも適用されます。ターゲット名の指定時には適切な文字(大文字または小文字)を必ず入力します。また、「ターゲット名」フィールドでグループを指定する際は、「ターゲット・タイプ」検索フィールドで適切なタイプ(グループ、サービス、Webアプリケーションなど)を選択します。
所有者: ジョブを作成したEnterprise Manager管理者を指定します。
ステータス: ジョブ・ステータスを指定します。「一時停止中」ステータスには、各種の一時停止ステータスがすべて含まれます。「問題」ステータスは厳密にはジョブ・ステータスではありませんが、「失敗」、「初期化エラー」、「スキップ」、「再割当て済」、「停止中」、無効のような問題を示す個々のジョブ・ステータスの論理的組合せです。
各種のジョブ・ステータス値の詳細は、「ジョブ・ステータス」を参照してください。
スケジュール開始: ジョブのスケジュール開始時刻について時間フィルタを指定できます。選択した時間以降に開始することが予定されているジョブが選択されます。たとえば「過去7日間」を選択すると、スケジュール開始時刻が最長でも7日前(つまり7日前から現在まで)のジョブが表示されます。
ジョブ・タイプ: OSコマンドなどのジョブのタイプを指定します。
ターゲット・タイプ: ジョブが実行されたターゲット・タイプを指定できます。「ターゲットなし」ターゲット・タイプは「RefreshFromMetalink」など特定のターゲットに対応しないEnterprise Managerジョブに適用されます。
「次に指定するターゲットのすべてのメンバー・ターゲット」オプションを「ターゲット名」フィールドと関連付けて使用する場合があります。特に、複合エンティティ(グループ、データベース・クラスタ、ホスト・クラスタ、アプリケーション・サーバーなど)に対して発行されたジョブのみではなく、そのエンティティのメンバーに発行されたジョブも検索する場合は、「次に指定するターゲットのすべてのメンバー・ターゲット」オプションを使用してください。たとえば、ターゲット・タイプ=次に指定するターゲットのすべてのメンバー・ターゲット、ターゲット名= DB_GROUPと指定した場合に、DB_GROUPグループがデータベースPRODおよびTESTで構成されていると、DB_GROUPに直接発行されたジョブ、もしくはデータベースPRODまたはTESTに発行されたジョブがすべて結果として返されます。
表示アクセス権を付与していないジョブの表示: アクセス権を付与されていないジョブを、このオプション・ボックスを選択することで表示できます。このチェック・ボックスを使用すると、ユーザーが管理しているターゲットで実行されているすべてのジョブを、管理者として参照できます。チェック・ボックスが選択されていない場合(デフォルト)、アクセス権(「表示」または「完全」)を付与されているジョブのみが表示されます。1つのターゲットが選択されているときにこのオプションを選択すると、ジョブについてアクセス権が付与されているかどうかにかかわらず、検索基準に一致するジョブがすべて表示されます。複数のターゲットが検索基準に一致すると、エラーが表示されます。特定のジョブの詳細にドリルダウンすることを選択した場合に、そのジョブへのアクセス権がユーザーに付与されていないと、そのジョブを表示する権限がないことを示すエラーが表示されます。
最後に、すべてのケースにおいて、検索フィルタの結果がジョブ結果表で500行を超えると最初の500行のみが表示されることに注意してください。必要に応じて検索フィルタの精度を調整します。
検索結果は、ジョブの実行ごとの表示と、実行処理ごとの表示を選択できます。結果を実行ごとに表示すると、「ターゲット」列にはジョブが発行されたターゲットが表示されます。結果を実行処理ごとに表示すると、「ターゲット」列にはジョブが実行される、実行中の、または実行されたターゲットが表示されます。
ジョブ実行ごとの表示を選択した場合、「結果」表にはジョブの名前、ターゲット・タイプ、所有者およびジョブ・タイプが一覧表示されます。「スケジュール」列にはジョブの次のスケジュール実行の日付が表示されます。「ターゲット」列には、ターゲットのホームページへのリンクとともに、ジョブが発行されたターゲットの名前が表示されます。これは、1つのターゲットまたはグループ・ターゲットに対するジョブに適用されます。ジョブが複数のターゲットに発行された場合は、ジョブが発行されたターゲットの件数が表示されます。「ステータス」列には対象ジョブのすべての実行処理ステータスの概要が表示されます。そのステータス・カテゴリ内の特定の実行処理を表示するには、ロールアップ・ステータス・リンクをクリックします。たとえば、「2 失敗」をクリックすると、失敗した2つの実行処理の詳細が表示されます。失敗したジョブの「ステータス」列には、問題アイコンが表示されます。このアイコンをクリックして、失敗した実行のステータスに関する追加情報を確認します。
ジョブ実行の詳細を表示するには、次のいずれかを実行します。
表示するジョブの名前をクリックします。
表示するジョブを選択し、「結果を表示」をクリックします。
実行の詳細を表示するには、「ステータス」フィールドのリンクをクリックします。
「ジョブ実行: 詳細」ページに、実行処理および実行処理ステータスのリストが表示されます。ジョブ実行処理の詳細ページにはパラメータ、値およびステップ・ステータスが表示されます。
前述のとおり、「結果」表の「名前」リンクをクリックすると実行の詳細ページにアクセスできます。実行ビューの番号付けされたステータス・リンクによって、そのステータスでフィルタ処理された実行詳細ページが表示されます。ただし、リンクをクリックした時刻と詳細ページが表示される時刻の間に完了した実行処理は、詳細ページには表示されないので注意してください。
新しいジョブを作成するには、「ジョブの作成」ドロップダウン・リストからジョブ・タイプを選択し、「実行」をクリックします。これにより「ジョブの作成」ページが表示され、新規ジョブを定義してスケジュールできます。
既存のジョブを編集するには、ジョブを選択し、「編集」をクリックします。ジョブ・タイプに応じて、各種のジョブの定義およびスケジュールを編集します。詳細は、「ジョブの作成と編集」を参照してください。
ジョブを削除するには、削除するジョブを選択して「削除」をクリックします。ジョブの削除結果を表示するには、「ジョブの削除」を参照してください。
注意: ジョブは、Oracle Enterprise Managerのこのページまたは他のページから作成できます。たとえば、データベース・ホームページの「管理」プロパティ・ページからデータベース・ジョブを作成できますが、それを「ジョブ・アクティビティ」ページで表示して管理することもできます。
Oracle Databaseには、データベース・ジョブの作成用とスケジューリング用に個別のジョブ・スケジューラがあります。データベース・ジョブの詳細は、Oracle Database管理者ガイドのスケジューラの使用に関する章のジョブの作成についての項を参照してください。
パッチ・ジョブ作成の詳細は、「パッチ」を参照してください。クローン・ジョブについては「クローニング」を参照してください。ジョブ・タイプの詳細は、「ジョブ・タイプ」を参照してください。
失敗したジョブ実行処理の再試行、スケジュール済ジョブまたは実行中のジョブの一時停止、およびユーザーが一時停止中のジョブの再開を行うことができます。任意のアクティブ・ジョブを停止することもできます。
失敗した個別のジョブ実行処理を再試行できます。失敗した原因を修正(優先資格証明の修正など)するとすぐにジョブ実行処理を再試行できます。再試行によって、ターゲットに対する同じジョブの再発行が行われます。これによって「実行中」ステータスの新規ジョブ実行処理が作成されます。失敗した元のジョブ実行処理のステータスは、「失敗」のままになります。原因を解決するためジョブ定義を修正する必要がある場合は、「類似作成」機能を使用して新規ジョブを作成し、そのジョブを適宜編集します。
スケジュール済のジョブを一時停止すると、そのジョブのステータスが「ユーザーによる一時停止」に変更されます。そのジョブが現在実行中の場合は、実行中のステップが完了するまでステータスが「一時停止保留中」になります。実行するステップがそれ以上なくなると、ステータスは状況に応じて「成功」、「失敗」または「初期化に失敗しました」になります。まだステップが残っている場合、ジョブはその時点で一時停止し、ユーザーがジョブを再開するまでは「一時停止中」状態のままです。その後、他の場合であれば次に実行されるステップからジョブの実行処理が開始されます。
スケジュール済または一時停止中のジョブを停止すると、そのジョブが停止され、再実行されることはありません。実行中のジョブを停止すると、現在処理中のステップが完了するまではステータスが「停止保留中」に変更されます。他に処理するステップが残っている場合は、ジョブのステータスが「停止中」になります。他にステップがなくなると、ジョブのステータスは最終ステップのステータスに応じて「成功」、「失敗」または「初期化エラー」になります。ジョブは、現在実行中のステップがすべて完了するまでは、「停止保留中」ステータスになります。ホスト・コマンド・ジョブおよびSQLスクリプト・ジョブは単一ステップ・ジョブと想定されるため、すでに実行中のジョブ実行処理は停止できないので注意してください。ただし繰返しジョブの場合は、今後のジョブ実行がすべて停止します。
注意: Oracle Database 10gに関するOpenMailのインポートおよびエクスポート・ジョブは、データ・ポンプ・ジョブとして実装されます。基礎となるデータ・ポンプ・ジョブが一時停止されている場合、関連するEnterprise Managerジョブのステータスは「失敗」となります。Enterprise Managerの「ジョブ実行の詳細」ページで「データ・ポンプ・ジョブの監視」をクリックすると、一時停止中のデータ・ポンプ・ジョブが再開されます。実際に失敗していたデータ・ポンプ・ジョブは再開できず、再開を試行すると情報メッセージが生成されます。データ・ポンプ・ジョブがその後成功すると、Enterprise Managerジョブのステータスが「成功」になります。
Enterprise Managerフレームワークからジョブの所有者が削除された場合、スーパー管理者はシステムからジョブを削除するか、他の管理者にジョブを再割当てできます。ジョブを再割当てする場合、ジョブは「再割当て済」ステータスになります。新しいジョブの所有者が編集するまで、ジョブは実行されません。ジョブを変更する必要がない場合には、新しいジョブ所有者がジョブ定義にアクセスするだけで、その時点から自動的にジョブがアクティブになります。
次の表には、ジョブ・アクティビティ・ページで実行できる操作が示されています。各操作について、ジョブへの「表示」または「完全」アクセスを持つユーザー、ジョブ所有者あるいはスーパー管理者のいずれが操作を実行できるかが一覧表示されています。スーパー管理者は、通常のEnterprise Manager管理者に表示アクセス権を付与できます。また、完全アクセス権および表示アクセス権の取消しもできます。
| 操作 | 表示アクセス | 完全アクセス | 所有者 | スーパー管理者 |
|---|---|---|---|---|
| 発行されたジョブの表示 | はい | はい | はい | はい |
| 説明、スケジュール、ターゲット、資格証明およびパラメータの編集 | いいえ | はい | はい | いいえ |
| アクセスの編集 | いいえ | いいえ | はい | はい |
| ユーザーへの表示アクセスの付与 | いいえ | いいえ | はい | はい |
| 類似作成の実行(元のジョブ資格証明は、ユーザーがジョブ所有者の場合のみコピーされます) | はい | はい | はい | はい |
| ライブラリへのコピー(発行者のジョブ資格証明が使用されます) | はい | はい | はい | はい |
| 実行中の実行処理の停止 | いいえ | はい | はい | はい |
| 再試行(スーパー管理者は利用できません)/一時停止/ジョブの再開 | いいえ | はい | はい | はい |
| ジョブの削除 | いいえ | はい | はい | はい |
| パージ・ポリシーの設定(コマンドラインのみ) | いいえ | いいえ | いいえ | はい |
| ジョブの作成 | N/A | N/A | N/A | 適用外 |
ジョブ・ステータスの詳細は、「ジョブ・ステータス」を参照してください。
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