ディレクティブは、イメージまたはコンポーネントのステージング、インストール前、インストール時またはインストール後の命令セットとして使用されます。このディレクティブは、ソフトウェア・コンポーネントまたはイメージ(あるいはその両方)に関連付けられ、いずれかのプロビジョニング・フェーズ時に、ターゲット・ハードウェア・サーバーまたはステージング・サーバーから実行されるカスタム・スクリプトです。
これらのディレクティブは、作成されると、ソフトウェア・ライブラリにアップロードされます。コンポーネントの作成時には、ここで作成したディレクティブの1つを選択し、要件にあわせて適用できます。ディレクティブ(スクリプト)は、コンポーネント・ディレクティブとして参照され、適切な時期にプロビジョニング・プロセスによって起動されます。
ディレクティブを作成するときは、ディレクティブ名、説明およびスクリプト・タイプ(例: Perl、BASH)を指定する必要があります。
コマンドラインを指定するには、プロビジョニング・アプリケーションのディレクティブの作成ページの表にエントリを追加します。表内の各行はコマンドライン引数を表します。各コマンドライン引数に対して次の3つのコンポーネントがあります。
接頭文字列
置換変数名
接尾文字列
各コマンドライン引数はこれらの3つの要素から作成され、すべてのコマンドライン引数が単一の空白デリミタで連結されて完全なコマンドラインが形成されます。各コマンドライン引数は、<接頭文字列>${置換変数名}<接尾文字列>のように組み立てられます。
tarファイルをルート・ディレクトリに展開するtarをコールするスクリプト用のディレクティブを作成する例について考えます。単一のコマンドライン引数を次のように指定します。
接頭文字列: -path=”
置換変数名: expand_dir
接尾文字列: “
結果のコマンドライン引数は次のようになります。
-path=”${expand_dir}”
さらに、名前付き変数に対するプロパティ・タイプ(文字列タイプ)が自動的に宣言されます。ディレクティブ・コンポーネントがソフトウェア・コンポーネントに関連付けられる(または実際に参照される)と、このプロパティ・タイプに値が割り当てられます。プロパティが/classes/my_class/my_component/という値の場合、コマンドライン引数は次のような値に変換されます。
-path=”/classes/my_class/my_component/”
注意: このスクリプトがLinux環境でコールされる場合、二重引用符は不要です。
プロビジョニング・プロセス時に実行されるスクリプトは、そのタイプと実行環境に最も適した方法で起動されます。たとえば、Linux環境では、ほとんどのスクリプトに実行権限が付与され、OSによって適切なインタプリタが起動されると仮定してコールされます。
untar.pl –path=”/classes/my_class/my_component/”
スクリプトは、プロビジョニング固有のメカニズムを使用してEnterprise Managerエージェントから起動されます。このプロビジョニング固有のメカニズムによって、スクリプトを起動する最も適切な方法が環境に基づいて決定されます。
スクリプトはディレクティブの作成時に構成されますが、コンポーネントの作成時に再構成できます。
注意: OracleDirectivesフォルダは、プロビジョニング・アプリケーションによって作成された内部ディレクティブ(ユーザーが作成したディレクティブ以外)を格納するために使用されます。このフォルダに含まれているディレクティブは変更しないでください。
ディレクティブの作成方法または編集方法(あるいはその両方)の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
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