一般ログ・ファイル監視基準の構成

Enterprise Managerでは、オペレータが指定したパターンがログ・ファイルで発生しているかどうかを監視します。管理エージェント・ソフトウェアの所有者は、このパターンを読み取ることができます。この機能を使用して、ホスト上のログ・ファイルに記録された異常な状態を監視することができます。

ログ・ファイルは、対象パターンが発生していないか定期的にスキャンされます。スキャン中にパターンが発生した場合、アラートが出されます。スキャン時には、最後のスキャン以降に作成された新しいコンテンツで、対象のパターンが発生していないかどうかが検索されます。

オペレータはメトリックとポリシー設定ページを使用し、ログ・ファイルの監視基準を指定する必要があります。ログ・ファイルの監視基準を構成するには、まず<log file name, match pattern in perl, ignore pattern in perl>の形式で監視基準を指定します。

Enterprise Managerコンソールで次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」タブで、「すべてのターゲット」または「ホスト」をクリックします。

  2. 「検索」フィールドに希望するホスト名を入力するか、「名前」列でそのホスト名までスクロール・ダウンします。

  3. ホスト名をクリックします。

  4. 「関連リンク」セクションで「メトリックとポリシー設定」をクリックします。

  5. 「メトリックしきい値」タブに表示される表で「ログ・ファイル・パターン一致行数」を検索します。この行の鉛筆アイコンをクリックして、詳細設定の編集: ログ・ファイル・パターン一致行数ページにナビゲートします。

  6. このページで「追加」をクリックして、新しい監視用の基準を指定できます。基準の構成の詳細は、「監視対象オブジェクトの指定に関する注意」を参照してください。

  7. 「監視対象オブジェクト」表で行を選択し、「編集」または「削除」をクリックして既存の基準を編集または削除できます。基準の構成の詳細は、「監視対象オブジェクトの指定に関する注意」を参照してください。

オプションとして、管理対象ホスト上の管理エージェントのORACLE_HOMEディレクトリで、次の手順を直接実行します。

  1. デフォルトでは、一致する行数がログ・ファイルの監視を通じて報告されます。特定のファイルの一致するコンテンツをアップロードできるようにするには、$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_ifilesファイルにファイルの絶対パスを追加します。$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_ifiles.templateファイルは$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_ifilesファイルの作成に必要なテンプレートです。注意: Windowsでは、コンテンツのアップロードはサポートされていません。

  2. セキュリティの目的から、Enterprise Managerによる重要なファイルの監視を恒久的に無効にする必要がある場合があります。これには、重要なファイルの名前を$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_efilesファイルに追加します。$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_efiles.templateファイルは$ORACLE_HOME/sysman/config/lfm_efilesファイルの作成に必要なテンプレートです。

監視対象オブジェクトの指定に関する注意

一連の<Log File Name, Match Pattern In Perl, Ignore Pattern In Perl>により、監視対象の一意の基準を指定します。「監視対象オブジェクト」表の各行で、監視対象の一意の基準を指定します。同じログ・ファイルに対し、複数の基準を指定できます。

「ログ・ファイル名」列

この列では、監視対象のログ・ファイルへの絶対パスを指定します。SQLワイルドカード文字を使用して、複数のファイル名を指定できます。

例:

(a) /orahome/log/f1.log
この値の場合、単一のログ・ファイルを監視します。

(b) /orahome/log/%.log
この値の場合、/orahome/logディレクトリ内の.log接尾辞を持つすべてのファイルを監視します。

「Perlでのパターンの一致」列

この列では、一致するパターンを指定します。Perl式がサポートされています。

この列では、ログ・ファイルで監視する必要のあるパターンを指定します。それぞれのスキャン中に、指定したパターンに一致するものがないかどうかに関してファイルがスキャンされます。

例:

(a) Pattern Value = ERROR
このパターンの場合、errorを含むすべての行がtrueになります。

(b) Pattern Value = .*fan.*error.*
このパターンの場合、fanおよびerrorを含む行がtrueになります。

「Perlでのパターンの無視」列

この列では、無視するパターンを指定します。任意のログ・ファイル内で、行に無視するパターンが含まれている場合、一致するパターンを含む行は無視されます。

この列では、無視するパターンを指定します。Perl式がサポートされています。

無視する必要がない場合は、%を指定します。

「タイム・スタンプ」列

この列が表示された場合には、常に%を指定してください。

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