ユーザー定義メトリックの例

この例で使用するサンプルPerlスクリプトでは、システム上で5分間のロード平均が監視されます。スクリプトでは、この機能がuptimeコマンドを使用して実行され、過去5分間に実行キューに入っていたジョブの平均ジョブ数が取得されます。

スクリプトはPerlで記述されます。Enterprise Managerでは、システム変数%perlBin%を使用してPerlインタプリタの場所を取得し、%scriptsDir%を使用してスクリプトの場所を取得します。これらの変数は、どちらもemd.propertiesファイルで定義されます。

このスクリプトudmload.plは、共通の管理スクリプト・ディレクトリ(%scriptsDir% = $ORACLE_ HOME/admin_scripts)にインストールされます。

重要: ユーザー定義メトリックの監視スクリプトは、Enterprise Managerシステム・スクリプトと同じディレクトリに格納しないでください。

ユーザー定義メトリックとしてのサンプル・スクリプトの設定

  1. スクリプト(udmload.pl)を監視対象ターゲットにコピーします。たとえば、$ORACLE_ HOME/admin_scriptsにコピーします。このマシンでEnterprise Manager 10gの管理エージェントが稼働中であることを確認してください。

  2. 必要な場合は、監視対象ターゲット上のPerlインタプリタの位置を指すようにスクリプトを編集します。デフォルトでは、Perlインタプリタが/usr/local/binにあるものと想定されます。

  3. テストとしてスクリプトudmload.plを実行します。正常に実行するにはファイル・アクセス権の設定が必要になる場合があります。出力は次の書式で表示されます。

    em_result=2.1
  4. ユーザー定義メトリックの作成ページで、新規のユーザー定義メトリックを次のように作成します。

    「定義」の設定

    メトリック名: ユーザー定義メトリックのテスト

    メトリック・タイプ: 番号

    コマンドライン: %perlBin%/perl %scriptsDir%/udmload.pl

    環境: 空白

    オペレーティング・システム・ユーザー名: <スクリプトを実行できるOSユーザー>

    パスワード: ******

    「しきい値」の設定

    比較演算子: >=

    クリティカルのしきい値: 0.005

    警告のしきい値: 0.001

    通知前の連続した状態変化: 1

    この例では、マシン上で5分間のロード平均が0.005に達した場合は警告レベルでアラートをトリガーし、0.001に達した場合はクリティカル・レベルでアラートをトリガーするように、メトリックを定義しています。これらのしきい値はシステムに応じて自由に変更できます。

    「スケジュール」の設定:

    開始: 作成後即時

    頻度: 5分おきに繰り返します。

    注意: 最低5分の間隔を指定する必要があります。

5分間のロードが0.001を超えると、メトリックによりアラートがトリガーされます。

 

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