Enterprise Managerの通知システムでは、メトリックの重大度条件(メトリックしきい値)に達するか超えた時点、ポリシー違反が発生した時点、ジョブの状態が変更された時点で、管理者に通知できます。ただし、通知システムは柔軟性を備えており、ユーティリティも用意されています。
通知システムでは、管理者に通知するのみでなく、Javaコールバック、オペレーティング・システム・コマンド(スクリプトなど)、PL/SQLプロシージャなどを実行して、アラートに対するレスポンスを自動化できます。この機能により、特定のアラートに対するレスポンスに特定のIT方法を実装できます。たとえば、データベースの動作(稼働/停止)ステータスの監視時にアラートが生成される場合は、通知システムでOSスクリプトを介して社内のトラブル・チケットを自動的に開くことができます。これにより、適切なITスタッフが適切な方法で応答できます。
Enterprise Manager通知システムでは、SNMPトラップを使用して、HP OpenViewなどのSNMP対応サード・パーティ・アプリケーションの機能も起動できます。一部の管理者は、特定のメトリックがしきい値を超えた時点でサード・パーティ・アプリケーションに通知を送信する必要があります。
1人以上のEnterprise Manager管理者を作成した後、実際の通知の定義を開始できます。通知を定義するには、通知メソッドと通知ルールを使用します。
通知メソッドでは、通知の送信に使用するデバイスを定義します。たとえば、電子メール、Javaコールバック、SNMPトラップ、OSコマンドとスクリプトおよびPL/SQLプロシージャなどです。一度定義した方法は、通知ルールとあわせて、アラートが発生したという通知を管理者に送信するために使用できます。通知ルールを定義する前に、通知メソッドを1つ以上作成する必要があります。「通知メソッドの作成」を参照してください。
注意: 通知メソッドを管理(作成や編集)できるのは、権限を持つユーザーのみです。
通知ルールは、どのような場合に通知が発生するかを決定する一連の条件です。この条件には、通知をトリガーするターゲットのメトリックに基づく重大度条件(「クリア」、「警告」、「クリティカル」)、ターゲットのポリシーに基づくポリシー違反条件(「クリア」、違反)、ターゲット上のジョブ・ステータスの変化が含まれます。通知ルールの作成時には、ルールを複数の通知メソッドに関連付けることができます。「通知ルールの定義」を参照してください。
通知ルールとは関係なく通知メソッドを管理(作成、編集および削除)できます。
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