標準のブラックアウトは将来のある時点で実行するようにスケジュールされますが、遡及ブラックアウトは過去の特定の期間に対してスケジュールされます。ブラックアウトの遡及アプリケーションは、ターゲットの記録済可用性データを変更することで実現されます。
実際のターゲット依存状態が明らかでない複雑な環境を管理する場合があります。この場合は、ブラックアウトを定義しようとすると問題が発生することがあり、サービス可用性データに悪影響を及ぼすことがあります。Enterprise Manager管理者がブラックアウトを遡及的に定義できるようにすることで、複雑なターゲット可用性に関するより正確なデータを取得できます。
従来のブラックアウトと遡及ブラックアウトの主な違いは、従来のブラックアウトは現時点以降についてのみ作成できることです。その結果、従来のブラックアウトはEnterprise Managerによって管理リポジトリに個別エンティティとして記録されます。遡及ブラックアウトは、リポジトリに実際のブラックアウトとして記録されません。このため、メインのブラックアウト・ページには表示されません。かわりに、ターゲットのターゲット可用性データが変更されて、ターゲットが遡及ブラックアウトによって指定された過去の期間についてブラックアウト状態にあったことが示されます。遡及ブラックアウトを作成すると、ターゲット可用性ページに表示される情報が直接影響を受けます。
セキュリティの目的から、Enterprise Managerスーパー管理者のみが、通常の管理者に対して遡及ブラックアウト機能を有効または無効にすることができます。
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