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このページは、自社のプロビジョニング環境の構成に役立ちます。
プロビジョニング・アプリケーションを使用すると、ステージング・サーバー、ブート・サーバー、RPMリポジトリ、デフォルト・イメージ、ソフトウェア・ライブラリおよびネットワーク構成を追加できます。次に、プロビジョニング環境に必須の構成を示します。
ステージング・サーバー
ブート・サーバー
RPMリポジトリ
ソフトウェア・ライブラリ
デフォルト・イメージ
プロビジョニング環境を構成するために実行する必要がある管理タスクは、次のとおりです。
ソフトウェア・ライブラリは、ファイルおよびパッケージを格納および取得するためのインフラストラクチャです。様々なバージョンのソフトウェア・バイナリが格納されているOracleソフトウェア・ライブラリは、プロビジョニング、クローニングおよび今後追加されるその他のアプリケーションで使用可能なソフトウェア・コンポーネント、スクリプトおよびその他のファイルの共通リポジトリとして機能します。この結果、作成したすべてのソフトウェア・コンポーネントを、プロビジョニング・アプリケーションで格納、取得、更新および保守できます。
ユーザーとソフトウェア・ライブラリとの対話はすべて、ソフトウェア・ライブラリ・インタフェースを使用するいずれかのコール側アプリケーションを通じて実行されます。
プロビジョニング環境を構成するために実行する必要がある最初のタスクは、ソフトウェア・ライブラリの構成です。
ソフトウェア・ライブラリは、エンタープライズ管理リポジトリに対して、コンポーネントのメタデータ情報(名前、説明など)の読取りおよび書込みを行います。コンポーネントに関連付けられている生データ(バイナリやスクリプトなどのファイル)は、ファイル・システムに格納されます。コンポーネントの作成操作を開始するには、コンポーネントの生データを格納する有効なディレクトリ・パスを指定する必要があります。
ソフトウェア・コンポーネントのバージョンは、デプロイメント・ライブラリ内のライブラリ・エントリの特定のバージョンを示します。プロビジョニング・アプリケーションは、そのコンポーネントのプロパティに重要な変更が発生するたびに、これらのソフトウェア・コンポーネントのバージョンを上げます。
注意: ソフトウェア・ライブラリの場所は必要なだけ追加できます。
重要: 特定の場所にバイナリやスクリプトを保存するには、「管理」タブの下の「ソフトウェア・ライブラリ構成」セクションで、有効なディレクトリ・パスを指定する必要があります。
注意: パスを指定するまでコンポーネントは作成できません。複数のパスも指定できますが、データは1つの場所に格納されます。
詳細は、「ソフトウェア・ライブラリの構成」を参照してください。
RPM(Red Hatパッケージ・マネージャ)は一般に使用されているツールで、Linux上のソフトウェアの保守に役立ちます。RPMで使用されることを意図したソフトウェア・パッケージは、.rpmファイルとして配布されます。
RPMリポジトリを構成するときは、既存のRPMリポジトリの名前と、これらのRPMにLinuxプロビジョニング・アプリケーションがプロビジョニング時にアクセスできるURLのみを指定します。
RPMリポジトリの作成は、独立したプロセスであり、プロビジョニング・アプリケーションの外部で実行する必要があります。プロビジョニング・アプリケーションは、既存のRPMリポジトリからファイルを参照しますが、これらのリポジトリの物理的な保守は行いません。
注意: 既存のRPMリポジトリがRPMパッチで更新されていることを確認するか、またはソフトウェア・コンポーネントのリストに組み込む新規RPMを追加する必要があります。
デフォルト・イメージまたはRed Hat Linux OSコンポーネントの作成時には、管理ページで指定するRPMリポジトリの中から1つを選択する必要があります。
RPMリポジトリの構成方法の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
ブート・サーバーによって、ネットワーク・ブートおよびOSインストールが容易になります。ブート・サーバーは、DHCP、PXEおよびTFTPサーバーを実行するように構成する必要があります。ブート・サーバーは、ハードウェア・サーバーがPXE(ネットワーク・ブート・プロトコル)を介してブートされるたびに、または動的DHCPを使用してそのネットワーク・アダプタ構成を取得するように構成されている場合に使用されます。また、NFSを介してブート構成ディレクトリをステージング・サーバーに公開します。
重要:
TFTPサーバー・ホスト名プロパティは、(ドメインを含む)完全なホスト名です。
ブート構成ディレクトリは、DHCPサーバー(PXEサーバー)構成で指定されたディレクトリです。
ハードウェア・サーバーは、ネットワーク・ブート用に構成されている場合、PXEまたはDHCPを介してブートされます。このためには、ハードウェア・サーバーのブート構成を次の順序にする必要があります。
ハードディスク
ネットワーク・ブート
ブート・サーバーには、マシンのブートを初期化するネットワーク・インストール・ディレクトリ(たとえば、tftpboot ディレクトリなど)が含まれています。
重要: ディレクトリがvmlinuz、initrd.imgおよびpxelinux.cfgのファイルで構成されていることを確認してください。また、ネットワーク・インストール・ディレクトリ(tftpboot)では、読込みおよび書込み権限が必要になります。これらの権限はブート・プロセスの自動化に必要です。
プロビジョニング・アプリケーションでは、サンプルのブート・ファイルが使用可能です。このファイルは、ステージング・サーバー・ホスト上の次の場所にあります。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/provisioning/SAMPLE-PXE-BOOTFILE
注意: このファイルの変更はお薦めしませんが、ステージング前に、正しいブート・ファイルをtftpbootディレクトリへ簡単にコピーできるように編集可能です。
マシンは、そのBIOS(基本入出力システム)で、構成されているブート・デバイスを(その順序で)検索します。ディスクレス環境で実行していて、マシンが常に(PXEを介して)ネットワークからブートされるようにする場合は、ネットワーク・ブートが常に最初に検索されるように、BIOSのブート・デバイス順序を変更してください。
ブート・サーバーとステージング・サーバーは同じマシンで管理することをお薦めします。この結果、ファイル転送に必要な時間が短縮されます。これらのサーバーが同じマシン上にない場合は、ブート・サーバーのブート・ディレクトリがステージング・サーバー上にマウントされていることを確認してください(ステージ・ディレクティブはその場所にファイルを書き込む必要があります)。
プロトコルとしてDHCPを使用して新規ホストにIPアドレスを割り当てている場合、ハードウェア・サーバーはIPアドレスをリクエストするブロードキャストを最初に送信します。その後、適切なDHCPがリクエストに応答し、そのマシンに一意のIPアドレスを割り当てます。このDHCPには、(IPアドレスの範囲に基づいて)そのマシンが通信する必要がある正しいブート・サーバーに関する情報もあり、pxelinux.0などのブート・サーバー・ファイルを実行します。
マシンは次に、オペレーティング・システムも含めたすべてのインストールのために、ステージング・サーバーと通信するようにダイレクトされます。
注意: ブート・サーバーでは、MACアドレスまたはIPアドレスに基づいた名前のブート構成ファイルが検索されます。デフォルト・イメージの場合には、「管理」タブで指定されたIP接頭辞に基づいてファイル名が設定されます。指定されたIP接頭辞はIPアドレスの形式であり、最後のオクテット境界の後に0が付く必要があります。たとえば、IP接頭辞が192.0.2.0の場合、ステージ・ディレクティブにより、C00002というブート構成ファイルが作成されます(16進数のC00002は192.0.2ですが、末尾の0はファイル名には含まれません)。このファイルは、構成されたtftpbootディレクトリ内のpxelinux.cfgディレクトリに書き込まれます。
ブート・サーバーの構成方法の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
高メモリーおよび高帯域幅の中間サーバーです。
ハードウェア・サーバーでネットワーク・インストールまたはブートが実行されると、ブート・プロセスによってステージング・サーバーからファイルが抽出されます。このステージング・サーバーには、使用可能な大容量のディスク・ストレージ、およびプロビジョニングするマシンとの高帯域幅のネットワーク接続性が必要です。プロビジョニング・アプリケーションは、イメージ内のソフトウェア・コンポーネントと関連付けられた各バイナリ・ファイルを、プロビジョニングの前半プロセス時(ステージングと呼ばれる)にステージング・サーバーにキャッシュします。
ステージング時に、プロビジョニング・アプリケーションは、ステージング・サーバーに一意のディレクトリを作成します。このディレクトリには、ハードウェア・サーバーとイメージの組合せに対する一意の識別子に基づいた名前が設定されます。このディレクトリは、NFSまたはHTTP(あるいはその両方)を介して、プロビジョニングされるハードウェア・サーバーに公開されます。プロビジョニング・アプリケーションは、このディレクトリに多数のサブディレクトリとファイルを移入し、指定されたステージング・ディレクティブを実行します。
ステージング・サーバーは、このディレクトリを使用し、mountコマンド(例: mount stageserver.xyzcorp.com:/exports/stage_01 /local/stage_01)を使用して最上位のステージ・ディレクトリをNFSマウントします。
ステージング・ディレクティブは、ネットワーク・インストールおよびブート用の転送ファイルの準備に必要な前処理を実行します。オペレーティング・システムに関連付けられているバイナリ・ファイルの場合、この準備は多数あり、tarファイルのアンパック、キックスタート構成ファイルの作成、DHCPサーバー・構成ファイルの更新などがあります。その他のソフトウェア・コンポーネントの場合は、準備が不要なため、ステージ・ディレクティブもありません。
原則として、ステージング・サーバーは、プロビジョニングするターゲット(ハードウェア・サーバー)と同じネットワークの一部であることが必要です。このように配置することで、プロビジョニング操作の速度が上がります。これは、ステージング・サーバーとターゲット間の帯域幅は、ターゲットがソフトウェア・ライブラリと通信する必要がある場合と比較して非常に大きいためです。この配置は、複数のターゲットをプロビジョニングする場合に特に有効です。
ステージング・フェーズが完了すると、プロビジョニング・アプリケーションは、ハードウェア・サーバー上でネットワーク・ブートをトリガーします。ハードウェア・サーバーは、ネットワーク・ブートとインストールを開始し、ステージング・サーバーから準備ファイルを抽出します。
注意: Enterprise ManagerエージェントのRPMは、ブート・サーバーのtftpbootディレクトリに配置する必要があります。このRPMは、プロビジョニング時にすべてのターゲット・ハードウェアにインストールされます。
ステージング・サーバーの構成方法の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
ここで構成するネットワークは、一連のIPアドレスが含まれたリソース・プールとして機能します。これらのIPアドレスは、ネットワーク・プロファイルの作成時に必要です。
ここで指定するIPアドレスと範囲は、プロビジョニング時に個々のハードウェア・サーバーまたはハードウェア・サーバーのグループに対するIPアドレスを取得するためのリソース・プールとして機能します。
新規ハードウェア・サーバー(初期状態のマシン)がエンタープライズ・ネットワークに接続され、PXE(ネットワーク・ブート・プロトコル)を介して初めてブートされると、このマシンはデフォルト・イメージで自動的にプロビジョニングされます。このハードウェア・サーバーがデフォルト・イメージで起動された後は、プロビジョニング・アプリケーションを使用して、要件と一致するイメージでこのマシンを再プロビジョニングできます。
デフォルト・イメージは、Linuxマシンのプロビジョニングに必要な最低限のソフトウェア・コンポーネントのセット(例: ssh、rpm、sudo、カーネルなど)で構成されています。
デフォルト・イメージの作成方法の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
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