クライアント・システム・アナライザ・アプリケーションにより、Webサーバー管理者はエンド・ユーザーのシステムからデータを収集および解析できます。クライアント・データはアプレットによって収集され、診断されてCSAアプリケーションに戻されます。Oracle Management Agentは、このデータをEnterprise Managerリポジトリにアップロードします。
クライアント・システム・アナライザ(CSA)は、Enterprise Managerにインストール済のGrid Controlアプリケーションのものを使用するか、またはWebサーバーに単独でデプロイできます。このページを使用して、それぞれの環境に合ったCSAのデプロイ方法を選択します。
CSAのインスタンスはEnterprise Managerにデプロイされます。このデプロイにより、ユーザーはWebサーバーを別に設定せずにクライアント・データを収集できます。OMSエージェントは、クライアント・データを収集して解析し、Enterprise Managerリポジトリにデータをアップロードします。エンド・ユーザーは、Enterprise Managerに対してログイン資格証明は必要ありません。使用例は次のとおりです。
ヘルプ・デスクに連絡したエンド・ユーザーが、定義済のCSAページへ移動するように求められる場合があります。これにより、エンド・ユーザーのシステム情報がアップロードされます。テクニカル・サポート担当者は、そのシステム情報を確認してからソリューションを提供できます。
クライアントのアプリケーションでは、Grid Controlアプリケーションのクライアント・システム・アナライザにシステム情報をアップロードするためのリンクを提供するように変更できます。このリンクには、クライアント・システム・アナライザが実行された後に戻るURLなど、特定の構成パラメータを指定できます。
クライアントのアプリケーションでは、ログイン中またはアプリケーション内の他の時点にいるユーザーをGrid Controlのクライアント・システム・アナライザ・ページへリダイレクトするように変更できます。収集された情報は、Grid Controlでクライアント・システムに関する様々な情報を得るために使用できます。たとえば、最もポピュラーなブラウザのバージョン、オペレーティング・システムに必要なパッチが適応されていないシステムまたはRAMが不足しているシステムなどです。
クライアント・システム・アナライザ・アプリケーションは、あらゆるJ2EE対応Webサーバーに単独でデプロイできます。このデプロイ方法は、次の場合に適しています。
クライアント・システム・アナライザにアクセスするクライアントが、ファイアウォールなどが原因でGrid Controlにアクセスできないか、またはアクセスが制限されている場合
次のように、CSAアプリケーションの詳細なカスタマイズが必要な場合
カスタム・ルールは、クライアント・システム・アナライザ・アプリケーションに供給できます。このため、エンド・ユーザーはシステムが特定の制約を満たしているかどうかに関するフィードバックを即時に得ることができます。
アプレットの動作は、追加情報を収集するように、または追加や異なるユーザー・インタフェースのエンド・ユーザーに提供するように変更できます。
OMS Webサーバーの負荷を軽減する必要がある場合
プレインストール形式とスタンドアロン形式どちらのデプロイの場合も、クライアント構成収集タグと呼ばれる構成可能な識別子がすべてのクライアント構成収集に割り当てられます。クライアント構成収集アプレットによってクライアント構成データが収集され、CSAアプリケーションで指定されたWebサーバー・ディレクトリに書き込まれたら、クライアント構成データを収集してOracle Management RepositoryにアップロードするようEnterprise Managerを構成する必要があります。詳細は、「クライアント構成を収集するためのEnterprise Managerの構成」を参照してください。
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